【久留米市の糖尿病内科・循環器内科】『慢性腎臓病(CKD)』の早期発見と予防

糖尿病内科・循環器内科のクリニックです
知っておきたい糖尿病と慢性腎臓病(CKD)の深い関係〜未来の腎臓を守るために〜
こんにちは!
久留米市にある「まつもと整形外科」では糖尿病内科・循環器内科の女性医師による専門外来を併設しています。
気づいた時には手遅れに? 糖尿病と「腎臓」の深い関係
「最近、疲れが取れにくい気がする」
「足がむくむけれど、立ち仕事のせいかな?」
そんな些細な体調の変化を、年齢のせいにして見過ごしていませんか?
私たち「まつもと整形外科 糖尿病内科専門外来」には、日々多くの患者様が来院されます。
整形外科として膝や腰の痛みを抱える方はもちろん、糖尿病内科として血糖値のコントロールに励む方も多くいらっしゃいます。
その中で私たちが今、最も警鐘を鳴らしたい疾患の一つが「慢性腎臓病(CKD)」です。
腎臓は、背中の腰のあたりに左右一つずつある、握りこぶしほどの大きさの臓器です。
体内の老廃物を尿として排出する「フィルター」の役割を担っていますが、実は一度傷んでしまうと、元の状態に戻ることはほとんどありません。
しかも、かなり進行するまで症状が全くないため、気づいた時には手遅れ……というケースが非常に多い「沈黙の臓器」なのです。
今回は、久留米市が取り組んでいる啓発活動の内容も踏まえ、特に糖尿病をお持ちの方にとって腎臓がいかに重要か、そしてどうすれば守れるのかを詳しくお話しします。
慢性腎臓病(CKD)とは? ― 8人に1人が罹患している「国民病」
CKD(Chronic Kidney Disease)とは、腎臓の働きが低下したり、尿にたんぱくが出続けたりする状態が3ヶ月以上続くことを指します。
驚くべきことに、現在日本には約1,330万人の慢性腎臓病(CKD)の方がいると推定されています。
これは成人の約8人に1人にあたる数字で、まさに「国民病」と言える状態です。
腎臓が担っている5つの重要な役割
腎臓はただ尿を作るだけではありません。
全身のバランスを整える司令塔のような役割を果たしています。
- 老廃物を出す
血液をろ過し、不要な老廃物や毒素を尿として体外へ出します。
- 血圧を調整する
塩分と水分の排出量をコントロールし、血圧を適切に保ちます。
- 血液を作る
赤血球を作るために必要なホルモン(エリスロポエチン)を分泌します。
- 骨を強くする
カルシウムの吸収を助けるビタミンDを活性化させます。
- 体液のバランスを保つ
体内の水分量やナトリウム、カリウムなどの電解質の濃度を一定に保ちます。
これだけの役割があるからこそ、腎臓の働きが鈍ると、全身に不調が広がってしまうのです。

糖尿病から大切な腎臓を守り抜く
当院の「糖尿病内科専門外来」を受診されている皆様に特にお伝えしたいのが、「糖尿病性腎症」のリスクです。
実は、日本で新しく透析治療を始める原因の第1位は「糖尿病」です。
血糖値が高い状態が続くと、腎臓にある非常に細い血管(毛細血管)が傷ついてしまいます。
腎臓はまさに「血管の塊」のような臓器ですから、血管がボロボロになるとフィルターの役割を果たせなくなり、最終的には腎不全へと至るのです。
糖尿病治療の真の目的は、単に血糖値を下げることではありません。
その先にある「腎不全」や「心筋梗塞」「失明」といった深刻な合併症を防ぎ、皆様の生活の質(QOL)を保つことにあります。
そのため、当院では血糖値だけでなく、常に腎臓の数値(尿たんぱくやクレアチニン値)に目を配っているのです。
慢性腎臓病(CKD)は「心臓」と「脳」の病気も引き起こす
腎臓が悪くなると透析のリスクだけではありません。
慢性腎臓病(CKD)になると、血管の老化(動脈硬化)が急激に進みます。
その結果、心筋梗塞や脳卒中といった命に関わる病気を発症するリスクが数倍高まることが分かっています。
腎臓の働きが落ちるということは、全身の血管がダメージを受けているサインです。
久留米市の取り組み:早期発見のための「啓発イベント」を活用しよう
幸いなことに、久留米市は市民の健康を守るための活動に非常に積極的です。
市内のショッピングモールや公共施設では、定期的に「CKD啓発イベント」が開催されています。
これらは、普段忙しくて病院に行けない方や、「自分はまだ大丈夫」と思っている方に気づきのきっかけを作ってくれる貴重な機会です。
久留米市のイベントで体験できること
久留米市の公式サイトによると、イベントでは以下のような体験が可能です。
- 簡易尿検査: その場ですぐに尿たんぱくや潜血がないかを確認できます。
- 健康チェック: 血圧測定や、血管年齢の測定が行われることもあります。
- 専門家によるミニ解説: 保健師や管理栄養士から、腎臓に優しい食事や生活習慣について短いレクチャーを受けられます。
こうしたイベントに参加することは、自分の体の現状を知る第一歩となります。
久留米大学(あのく祭)や、ゆめタウン久留米、道の駅くるめ等、身近な場所で開催されていますので、見かけたらぜひ足を運んでみてください。
また、参加することで「くるめ健康のびのびポイント」が貯まるのも嬉しい特典ですね。
まつもと整形外科 糖尿病専門外来でできる慢性腎臓病(CKD)対策
当院では、整形外科診療だけではなく、糖尿病専門医による糖尿病内科専門外来、循環器専門医による循環器内科専門外来を併設しており、全身を包括的に診る「ワンストップ診療」を大切にしています。
早期発見のための精密な検査
血液検査による「eGFR(推算糸球体ろ過量)」の算出や、尿検査による微量アルブミン測定など、通常の健診よりも一歩踏み込んだチェックを行っています。
生活習慣のサポート
腎臓を守るためには、塩分を控えた食事や適度な運動が不可欠です。しかし、「わかってはいるけれど続けられない」のが人間です。当院では、患者様一人ひとりの生活スタイルに合わせた、無理のない改善策を一緒に考えます。

必要な検査や治療
おわりに:10年後、20年後の笑顔のために
慢性腎臓病(CKD)は、痛みがなく、初期には全く症状がありません。
だからこそ、気付きにくく、気付いた時には慢性腎臓病(CKD)が進行していることがあります。
久留米市が提供している啓発イベントや、市が推奨する特定健診を利用しましょう。
そして、もし「尿たんぱくが出ている」「血圧が高い」「血糖値が高い」といった不安があれば、迷わずご相談ください。
「あの時、早く相談しておいてよかった」
そう言っていただける未来のために、私たちは全力でサポートさせていただきます。
あなたの健康は、あなた自身だけでなく、あなたの大切な家族の笑顔にもつながっています。
予約・アクセスについて
当院は広々とした駐車場69台を完備しており、久留米市内はもちろん、近隣地域からもお車でスムーズにお越しいただけます。
内科専門外来は完全予約制ではありませんが、ネット予約をご利用いただくことで待ち時間を短縮し、スムーズな診察が可能です。
ご予約方法
【初診の方へ】
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【お電話でのご予約・お問い合わせ】
TEL:0942-27-0755 (平日:9~13時、14時30分~18時 / 土曜:9時~13時)
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参考文献