【久留米市の糖尿病内科 循環器内科】上が140以上は危険?高血圧を放置するリスクと循環器専門医による治療
こんにちは。久留米市にある「まつもと整形外科」では糖尿病内科・循環器内科の女性医師による専門外来を併設しています。

糖尿病内科・循環器内科のクリニックです
この記事のポイント
健診で「上の血圧が140mmHg以上」と指摘された場合、自覚症状がなくても血管内で動脈硬化が進み、脳梗塞や心筋梗塞など生命に関わる病気につながる危険があります。
当院では、日本循環器学会 循環器専門医と、日本糖尿病学会 糖尿病専門医の女性医師がそれぞれ在籍し、24時間ホルター心電図や各種エコー検査、ABI検査などを駆使して全身の血管障害や心臓のリスクを精緻に評価します。
久留米市のまつもと整形外科併設外来では、薬物療法だけでなく、整形外科併設の強みを活かした膝や腰に優しい運動療法まで含めた総合的な生活習慣病ケアを提供します。
秋の健康診断で「血圧140以上」と言われたら?高血圧の基準と放置する危険性
秋は職場の定期健康診断や久留米市の特定健診など、1年の健康状態を確認する機会が多い時期です。
健診結果の通知を開き、「収縮期血圧(上の血圧)が140を超えていた」とショックを受けた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
一般的に、医療機関の診察室で測定した血圧が「上の血圧(収縮期血圧)140mmHg以上」、または「下の血圧(拡張期血圧)90mmHg以上」の場合、高血圧症と診断されます(ご自宅で測定する家庭血圧の場合は135/85mmHg以上が高血圧の基準です)。
なぜ自覚症状がなくても「140以上」は放置厳禁なのか?
「体調は悪くないから」「どこも痛くないから」と、自覚症状がないために高血圧をそのまま放置してしまうケースは少なくありません。
しかし、高血圧は「サイレントキラー」と呼ばれるように、症状がないまま確実に動脈血管の内膜を傷つけ、動脈硬化を進行させます。
血圧が高い状態とは、血管の内壁に常に強い圧力がかかっている状態です。
この圧力によって血管の内側が傷つくと、柔軟性を失って硬くなり、内腔が狭くなる「動脈硬化」が進行します。
特に秋から冬にかけて寒さが増す時期は、寒冷刺激によって交感神経が優位になり、血管が収縮して血圧が一段と跳ね上がりやすくなります。
高血圧が引き起こす「主要な重要臓器へのダメージ」とそのメカニズム
高血圧を放置することの真の恐ろしさは、長期間にわたる高圧力によって全身の重要臓器(脳・心臓・腎臓など)が深刻なダメージを受け、不可逆的な重篤疾患を引き起こす点にあります。
1. 脳血管へのダメージ(脳卒中)
高い圧力が脳の血管にかかり続けると、脳の細い血管が耐えきれずに破裂して「脳出血」を起こしたり、動脈硬化で狭くなった部分に血栓が詰まって「脳梗塞」を引き起こしたりします。
脳血管の障害は生命を脅かすだけでなく、手足の麻痺や言語障害などの重度な後遺症を残すリスクが高いため、未然に血圧をコントロールすることが極めて重要です。
2. 心臓へのダメージ(心筋梗塞・心不全・心肥大)
高い血圧に抗って全身に血液を送り出すため、心臓の筋肉(心筋)は常に過度な負荷を強いられます。
その結果、心筋が分厚くなる「心肥大」を起こし、ポンプとしての柔軟性が失われて「心不全」へと進行します。
さらに、心臓自体に酸素や栄養を送る冠動脈に動脈硬化が進むと、急激な胸の痛みを伴う「狭心症」や「心筋梗塞」を発症します。
当院では、こうした心臓への過度な負担や、日常生活の中で起きている心電図の異常(虚血や脈の乱れなど)を正確に捉えるため、24時間にわたり心電図変化を連続記録するホルター心電図や、心臓の動き・弁の状態・心筋の厚さをリアルタイムで詳細に画像評価する心エコー(予約制)を実施しています。
また、心臓ペースメーカーをご利用中の方の定期管理としてペースメーカーチェックにも対応可能です。
3. 腎臓へのダメージ(慢性腎臓病・腎硬化症)
腎臓は細い毛細血管が網の目状に集まり、血液をろ過して尿を作る繊細な臓器です。高血圧によって腎臓の血管に動脈硬化が起こると、ろ過機能が著しく低下する「腎硬化症」となり、最終的に人工透析が必要となる腎不全へと進行します。
当院では、蛋白尿や尿潜血の有無などから腎臓のSOSを早期に捉えるため、尿一般検査を取り入れ、腎機能低下の早期発見に努めています。
4. 高血圧×高血糖が招く全身のダメージ
足やふくらはぎの血管に動脈硬化が起こると、歩行時に足が痛む閉塞性動脈硬化症などを引き起こします。
当院では、両腕と両足首の血圧を同時に測定して血管の硬さや詰まり具合を評価するABI(動脈硬化検査)をはじめ、首の太い血管から全身の動脈硬化度を捉える頸動脈エコー(予約制)、足の血管の狭窄や血流状態を調べる下肢動脈エコー(予約制)、エコノミークラス症候群などの原因となる血栓の有無を確認する下肢静脈エコー(予約制)を取り揃えています。
さらに、血糖値が高い状態(糖尿病や糖尿病予備群)が重なると、血管へのダメージは単なる足し算ではなく「掛け算」で一気に跳ね上がります。
当院では現在の血液中の糖分を測る血糖値の測定はもちろん、過去1~2ヶ月間の平均血糖値を評価するHbA1cの検査において、一般的な採血ではなく「耳からの微量血液で測定可能」な機器を導入しています。
注射による痛みを大幅に抑え、受診当日に速やかに結果をお伝えすることが可能です。
また、基本的な血液の状態や貧血の有無を調べる末梢血一般検査も併せて活用します。

見逃してはならない「二次性高血圧」と専門医によるアプローチ
高血圧の約90%は、遺伝的素因や生活習慣(塩分過多、肥満、運動不足、ストレス等)が複雑に関与する「本態性高血圧」です。
しかし、残りの約10%には、明確な原因疾患が潜んでいる「二次性高血圧」が存在します。
二次性高血圧をもたらす代表的な疾患
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原発性アルドステロン症
副腎からアルドステロンというホルモンが過剰に分泌され、体に塩分が溜まって血圧が上昇する疾患。 -
腎血管性高血圧
腎臓へ血液を送る動脈が狭くなり、血圧を上げるホルモンが増加する疾患。 -
睡眠時無呼吸症候群(SAS)
睡眠中の無呼吸に伴う低酸素状態と交感神経の緊張により、夜間や早朝の血圧が高くなる状態。
睡眠時無呼吸症候群の疑いがある患者さまに対しては、当院ではご自宅で手軽に睡眠中の呼吸状態や酸素濃度を測定できる簡易ポリソムノグラフィー(PSG)(予約制)検査を提供しています。
また、心不全や胸水など、血圧に伴う心臓や肺への負担を視覚的に評価するレントゲン検査も実施可能です。
二次性高血圧は、原因となっている疾患に対する適切なアプローチを行うことで、血圧の改善やお薬の減量が期待できます。
当院では循環器専門医と糖尿病専門医が、単に血圧の数値だけを下げるのではなく、隠れた病因がないかを慎重に見極めます。
循環器疾患や生活習慣病における各種精密検査の詳しい実施体制については、多角的な検査項目を掲載した糖尿病・循環器疾患の精密検査や詳しい診療内容についてもご覧ください。
循環器専門医と糖尿病専門医(ともに女性医師)による親身な治療
高血圧治療のゴールは、単に血圧計の数値を下げることではありません。
数年後・数十年後も脳卒中や心筋梗塞を起こさず、健康で自立した生活を送り続けることにあります。
1. 診察室血圧と家庭血圧の精密な評価
院で測定すると緊張で高くなる「白衣高血圧」や、逆に診察室では正常なのに自宅や早朝に高くなる「仮面高血圧・早朝高血圧」を見極めるため、当院では正しい家庭血圧の測定方法と記録の指導に力を入れています。
日々の血圧記録と併せて、必要に応じて心電図検査なども行い、正確な診断とリスク評価に繋げます。
2. 個別化された薬物療法と生活習慣改善
減塩(1日6g未満を目指す)や禁煙などの生活改善を基本としつつ、糖尿病の有無や腎機能、年齢などの背景に応じた最適な降圧薬を選択します。
生活習慣病の治療や検査など詳しく知りたい方はこちら
3. 整形外科併設の強みを活かした「痛みに配慮した運動療法」
高血圧や糖尿病の改善には有酸素運動が非常に効果的です。しかし、「運動を始めたいけれど、膝や腰が痛くて歩けない」というお悩みを抱える方は非常に多くいらっしゃいます。無理に自己流で運動を始めると、関節の不調を悪化させてしまいかねません。
当院は整形外科を併設しているため、変形性膝関節症や腰痛を抱える患者様に対しても、整形外科医やリハビリスタッフと密に連携を取りながら、膝や腰に負担をかけない安全で適切な運動処方を提供できる点が大きな強みです。
また、糖尿病などの生活習慣病は「骨の質」を低下させ、骨粗鬆症のリスクを高めることが分かっています。
当院では精緻な骨密度(DXA)測定器を完備しており、内科的な数値の改善だけでなく、将来の骨折リスクまで見据えた総合的なケアが可能です。

まつもと整形外科「循環器内科・糖尿病内科」3つの特徴
久留米市安武町にある当院の専門外来には、地域の皆様が安心して足を運んでいただける環境が整っています。
1. 循環器内科・糖尿病内科「それぞれ」の女性専門医が診療
当院の循環器内科および糖尿病内科を担当するのは、それぞれ各領域の専門医資格(日本循環器学会 循環器専門医、日本糖尿病学会 糖尿病専門医)を有する女性医師です。
各分野のスペシャリストが担当するため、「高血圧や生活習慣病について時間をかけてじっくり相談したい」「男性の先生には少し話しづらい体の悩みや生活上の不安がある」という方も、リラックスして受診していただけます。
2. 糖尿病と心血管疾患を同一クリニック内でトータルケア
高血圧と高血糖は密接に関連しており、同時に管理することで血管の健康を最大限に守ることができます。
当院では循環器・代謝の両面からアプローチし、動脈硬化の早期発見から複合的な生活習慣病の改善まで、一貫した医療を提供します。
3. 通いやすい環境と69台の大型駐車場
通院の負担を軽減するため、敷地内には69台分の広々とした駐車場をご用意しています。
久留米市内はもちろん、周辺地域からもお車で安心してお越しいただけます。
まつもと整形外科併設の糖尿病内科・循環器内科専門外来【公式ホームページ】はこちら
【Q&A】高血圧・生活習慣病に関するよくある質問
Q1. 健康診断で「上の血圧が140mmHg以上」でしたが、すぐに病院に行くべきですか?
A. 自覚症状がなくても、放置せずに早めの受診をおすすめします。
一度の測定のみですぐにお薬が開始されるわけではありません。
当院ではまず家庭での血圧測定を指導し、尿検査や血液検査、心電図などで血管や臓器への負担を確認した上で、生活習慣の改善から段階的に治療計画を立てていきます。
Q2. 上の血圧だけが高く、下の血圧は正常ですが治療は必要ですか?
A. 上の血圧だけが高い「孤立性収縮期高血圧」も治療・管理が必要です。
加齢に伴い大動脈の弾力性が低下すると、上の血圧が高く下が低くなりやすくなります。
上の血圧が高い状態が続くだけでも脳梗塞や心疾患のリスクは十分に高まるため、専門医による適切な評価と管理が欠かせません。
Q3. 高血圧の薬を飲み始めたら、一生飲み続けなければいけませんか?
A. 必ずしも一生飲み続けなければならないわけではありません。
減塩や適正体重の維持、運動療法によって血圧が安定し、お薬の量を減らしたり減薬・休薬できたりするケースも少なくありません。
ただし、自己判断での服薬中止は急激な血圧上昇を招き危険ですので、必ず主治医と相談しながら進めていきます。
Q4. 膝や腰が痛くて歩けませんが、高血圧や生活習慣病の相談をしても良いですか?
A. もちろんご相談ください。当院だからこそお応えできるお悩みです。
当院は整形外科を併設しているため、膝や腰の痛みに配慮した負荷の少ない運動アドバイスが可能です。
「膝が痛くて運動ができない」とお悩みの方こそ、ぜひ一度当院の外来にお越しください。
予約・アクセスについて
当院は広々とした駐車場69台を完備しており、久留米市内はもちろん、近隣地域からもお車でスムーズにお越しいただけます。
内科専門外来は完全予約制ではありませんが、ネット予約をご利用いただくことで待ち時間を短縮し、スムーズな診察が可能です。
ご予約方法
【初診の方へ】
糖尿病内科・循環器内科専門外来のネット予約はこちら(24時間受付中)
【お電話でのご予約・お問い合わせ】
TEL:0942-27-0755
平日:9~13時、14時30分~18時 / 土曜:9時~13時)
参考文献