【久留米市の糖尿病内科 循環器内科】放置は禁物!お酒を飲まない・太っていない人もなる「脂肪肝(MASLD)」の原因|久留米で生活習慣病治療は循環器内科・糖尿病内科専門医|久留米生活習慣病相談室

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【久留米市の糖尿病内科 循環器内科】放置は禁物!お酒を飲まない・太っていない人もなる「脂肪肝(MASLD)」の原因

【久留米市の糖尿病内科 循環器内科】放置は禁物!お酒を飲まない・太っていない人もなる「脂肪肝(MASLD)」の原因

こんにちは。久留米市にある「まつもと整形外科」では糖尿病内科・循環器内科の女性医師による専門外来を併設しています。

久留米生活習慣病相談室 監修:まつもと整形外科

糖尿病内科・循環器内科のクリニックです

 

この記事のポイント

  • お酒をほとんど、あるいは全く飲まない方でも、肥満や高血糖といった代謝異常によって引き起こされる「MASLD(代謝異常関連脂肪肝疾患)」が増加しています。

  • 脂肪肝を放置すると、肝炎(MASH)や肝硬変、さらには動脈硬化の進行を早めて心筋梗塞や脳卒中を引き起こすリスクが高まります。

  • 久留米市の当院では、日本糖尿病学会 糖尿病専門医および日本循環器学会 循環器専門医の女性医師が、迅速なHbA1c検査や各種超音波検査を駆使して早期発見と適切な治療を行っています。

お酒を飲まない人・太っていない人もなる「脂肪肝(MASLD)」とは?

「脂肪肝」という言葉を聞くと、真っ先に「お酒の飲み過ぎが原因の病気だ」と思われる方が非常に多くいらっしゃいます。
確かに、長年にわたる多量飲酒によって肝臓に中性脂肪が蓄積する「アルコール性脂肪肝」は従来から広く知られていました。

しかし近年、お酒をほとんど、あるいはまったく飲まない人であっても脂肪肝になるケースが急速に増えています。
さらに注意が必要なのは、「決して太っていない(痩せ型・標準体型)の方でも脂肪肝になる」ということです。

医学的な分類のアップデートにより、こうした飲酒量とは関係なく、肥満や高血糖、脂質異常、高血圧といった代謝の異常を背景にして発現する脂肪肝は「MASLD(代謝異常関連脂肪肝疾患:Metabolic Dysfunction-Associated Steatotic Liver Disease)」と呼ばれるようになりました。

脂肪肝は自覚症状がほとんど現れないまま静かに進行するため、「サイレントキラー」とも称されます。
健康診断などで「肝機能の数値が高い」「脂肪肝の疑いがある」と指摘された場合、痛みがないからと自己判断で放置するのは大変危険です。

なぜ脂肪肝(MASLD)に?お酒を飲まない・太っていない人がなる理由

MASLDの主な引き金となるのは、過剰なエネルギー摂取、運動不足、そしてインスリン抵抗性(血糖値を下げるホルモンであるインスリンの効きが悪くなる状態)です。

私たちが毎日の食事で摂取した糖質や脂質は、本来であれば身体を動かすためのエネルギーとして消費されます。
しかし、消費しきれなかった余分なエネルギーは「中性脂肪」へと姿を変え、皮下脂肪や内臓脂肪だけでなく、肝臓を構成する肝細胞の中にも蓄積していきます。
肝臓全体の細胞のうち5%以上に脂肪が入り込んだ状態が、まさに「脂肪肝」です。

ここで強調しておきたいのが、「日本人には、決して太っていない(痩せ型・標準体型)のに脂肪肝になる方が非常に多い」という事実です。 
日本人は欧米人に比べてインスリンを分泌する能力が弱く、少しの糖質過多や運動不足でも肝臓に脂肪がたまりやすい遺伝的な背景を持っています。


次のような要素が重なると、MASLDを発症・悪化させるリスクがさらに高まります。

  • 2型糖尿病、または血糖値が高めの耐糖能異常(いわゆる糖尿病予備群)がある

  • 肥満(特にBMIが25以上、あるいは内臓脂肪が蓄積している)

  • 隠れ肥満・筋肉量の低下(体重は標準でも、筋肉が減って体脂肪の割合が多い状態)

  • 脂質異常症(中性脂肪が高い、またはHDLコレステロールが低い)

  • 高血圧がある

  • 偏った食生活(糖質や脂質の過剰摂取)や慢性的な運動不足

「それほど太っていないのに健診でALTやAST、γ-GTPといった肝機能数値の異常を指摘された」というご相談を数多くいただきます。
筋肉量の低下や隠れ肥満なども、肝臓への脂肪蓄積を招く要因となります。見かけの体重や体型だけでは安心できないのが、MASLDの注意すべき点です。


慢性的な運動不足

脂肪肝(MASLD)を放置する恐ろしさ

「自覚症状がないから大丈夫」「毎年健診で言われているから問題ない」と脂肪肝をそのままにしていると、肝臓そのものの病気にとどまらず、全身の血管や代謝機能に深刻な悪影響を及ぼします。

肝炎(MASH)から肝硬変・肝がんへの移行

MASLDのなかでも、単に脂肪がたまっているだけでなく、肝臓に細胞の破壊や炎症、そして線維化(組織が硬くなっていく現象)が生じるタイプを「MASH(代謝異常関連脂肪肝炎)」と呼びます。
MASHを放置すると、やがて肝硬変へと進展し、最終的に肝がんのリスクを高めることになります。

動脈硬化の進行と循環器疾患リスクの増大

MASLDの患者様において、命を脅かす最大の要因となるのが心筋梗塞や脳卒中などの循環器疾患です。
肝臓にたまった中性脂肪やそれに伴うインスリン抵抗性は、全身の血管で動脈硬化を強力に促進します。
その結果、心臓や脳の血管が狭くなったり詰まったりしやすくなります。

糖尿病をはじめとする代謝異常の悪化

肝臓の脂肪化が進むと、肝臓自身が持つ糖のコントロール機能が低下し、インスリン抵抗性がさらに強まります。
これが血糖値を上昇させ、糖尿病のコントロールを悪化させるという負の連鎖を生み出します。

肝機能障害について詳しく知りたい方はこちら

まつもと整形外科(内科外来)における関連検査とアプローチ

久留米市にある当院の糖尿病内科・循環器内科専門外来では、日本糖尿病学会 糖尿病専門医および日本循環器学会 循環器専門医の女性医師が診察を担当しています。
脂肪肝の背景にある代謝の乱れや、全身の動脈硬化・循環器リスクを正確に見極めるため、多彩な検査機器を取り揃えております。

当院で実施している主な検査には次のようなものがあり、患者様の病状や必要性に応じて適切に組み合わせて行います。

  • HbA1c(ヘモグロビンA1c)測定

    採血時の痛みを抑えるため、耳たぶからの微量な血液だけで測定が可能です。その場で迅速に結果を確認できます。

  • 血糖値測定

    現在の血糖の状態を把握し、糖尿病の有無やコントロール状況を評価します。

  • 末梢血一般検査・CRP検査

    貧血の有無や、体内の炎症反応を迅速に確認します。

  • 尿一般検査

    蛋白尿や尿糖などを調べ、腎機能の評価や糖尿病合併症の早期発見につなげます。

  • 心エコー(超音波)検査(予約制)

    心臓の筋肉の動き、弁の機能、心肥大の有無などを詳しく評価します。

  • 頸動脈エコー(超音波)検査(予約制)

    首の血管の厚みやプラークの有無を観察し、全身の動脈硬化の進行度を直接可視化します。

  • ABI(動脈硬化検査・足関節上腕血圧比)

    四肢の血圧を同時に測定することで、血管の硬さや詰まり具合を数値化します。

  • 心電図・24時間ホルター心電図

    不整脈や狭心症の発作などを見逃さないための循環器検査です。

  • 下肢静脈エコー・下肢動脈エコー検査(予約制)

    足の血流障害や血管の閉塞、血栓の有無などを精査します。

  • レントゲン検査・骨密度検査(DXA)

    胸部レントゲンによる心胸比や肺の確認に加え、高精度な骨密度測定も行えます。

  • ペースメーカーチェック・簡易ポリソムノグラフィー(PSG・予約制)

    心臓ペースメーカーの定期点検や、睡眠時無呼吸症候群のスクリーニング検査に対応しています。

  • 肝機能関連の血液生化学検査

    AST、ALT、γ-GTPなどの数値を経時的に追い、肝臓のダメージを評価します。

脂肪肝の診療においては、肝臓の管理だけに偏るのではなく、心臓や血管、糖尿病の合併症までトータルで守る医療が欠かせません。
当院では専門医としての知見を活かし、きめ細やかな検査と治療を提供しています。


当院の特徴と受診のしやすさ

「ちょっと相談してみたい」という気持ちでも構いません。気軽に受診していただける環境を整えています。

 

脂肪肝(MASLD)の予防と改善に向けたポイント

MASLDは、早期に適切な生活習慣の見直しや治療を行うことで、改善や肝組織の修復が十分に期待できる疾患です。

食生活の改善

  • 糖質や果糖の摂り過ぎに注意する
    特に清涼飲料水や果物に多く含まれる果糖は、肝臓で中性脂肪に変換されやすいため控えめにしましょう。

  • 栄養バランスの整った食事
    主食・主菜・副菜を意識し、脂質の摂り過ぎや夜遅い時間の食事を避けることが大切です。

運動療法の取り入れ

  • 有酸素運動と筋力トレーニング
    ウォーキングなどの有酸素運動に加えて、軽いスクワットなどの筋トレを継続することで、インスリン抵抗性が改善し、肝臓の脂肪燃焼につながります。

生活習慣の調整だけではコントロールが難しい場合や、すでに糖尿病や脂質異常症を合併している場合には、医師の指導のもとでの薬物療法を組み合わせます。
無理なく長く続けられる方法を一緒に見つけていきましょう。

よくある質問(Q&A)

Q1. お酒を一切飲まないし、太ってもいないのに「脂肪肝」と言われました。原因は何ですか?
A. 日本人には、痩せ型や標準体型といった「太っていない方」でも脂肪肝になるケースが多く見られます。
お酒を飲まなくても、炭水化物や甘いものの摂り過ぎ、運動不足による筋肉量の低下(隠れ肥満)、インスリン抵抗性などを背景として「MASLD(代謝異常関連脂肪肝疾患)」を発症することがあります。
見かけの体型によらず、生活習慣全体を見直すことが重要です。

Q2. 脂肪肝と診断されましたが、痛みなどの症状が全くありません。治療は必要ですか?

A. 脂肪肝自体は痛みを伴わないことがほとんどですが、放置すると肝炎(MASH)や肝硬変、さらには心筋梗塞や脳卒中などの深刻な血管病リスクを高めます。
自覚症状がなくても、早期からの適切な管理が必要です。

Q3. どのような検査を受けることができますか?予約は必要ですか?

A. 当院では、耳からの微量採血ですぐに結果がわかるHbA1c迅速検査をはじめ、各種血液・尿検査、心エコーや頸動脈エコーなどの予約制検査を行っております
受診の際は、インターネットや電話によるご予約がスムーズです。

Q4. 糖尿病内科や循環器内科の診療はどのような医師が担当していますか?

A. 当院の糖尿病内科・循環器内科は、いずれも専門医資格を持つ女性医師が担当しております。
女性ならではの視点で、患者様のお気持ちに寄り添った丁寧な診察とアドバイスを行っています。

久留米市で脂肪肝や生活習慣病のご相談なら当院へ

健康診断で肝機能の異常や糖尿病予備群、高血圧などを指摘された方や、お酒を飲まない・太っていないのに脂肪肝と言われて不安を感じている方は、ぜひ久留米市にある当院へご相談ください。

専門医資格を持つ女性医師が、丁寧な診察と充実した検査体制で皆様の健康維持をサポートいたします。

ご不安な点やご不明な点がございましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください。

生活習慣病の治療や検査など詳しく知りたい方はこちら

予約・アクセスについて

当院は広々とした駐車場69台を完備しており、久留米市内はもちろん、近隣地域からもお車でスムーズにお越しいただけます。

内科専門外来は完全予約制ではありませんが、ネット予約をご利用いただくことで待ち時間を短縮し、スムーズな診察が可能です。

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ご予約方法

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【お電話でのご予約・お問い合わせ】 
TEL:0942-27-0755
(平日:9~13時、14時30分~18時 / 土曜:9時~13時)

 

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 参考文献

  1. 日本消化器病学会 / 日本肝臓学会「NAFLD/NASH・MASLD診療ガイドライン」

  2. 厚生労働省 e-ヘルスネット「脂肪肝」

  3. 日本糖尿病学会「糖尿病診療ガイドライン」


監修

医師                
Chisa Matsumoto

経歴
  • 九州大学第二内科 入局
  • 福岡赤十字病院 糖尿病代謝内分泌内科
  • 聖マリア病院 糖尿病内分泌内科
  • 九州大学病院 内分泌代謝糖尿病内科
  • 堤病院 副院長
資格・所属学会
  • 日本糖尿病学会 糖尿病専門医
  • 日本内科学会認定内科医
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