【久留米市の糖尿病内科・循環器内科】65歳になったら考えたい「肺炎球菌ワクチン」の定期接種。最新情報と注意点を徹底解説!|久留米で生活習慣病治療なら循環器・糖尿病内科|久留米生活習慣病相談室

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【久留米市の糖尿病内科・循環器内科】65歳になったら考えたい「肺炎球菌ワクチン」の定期接種。最新情報と注意点を徹底解説!

【久留米市の糖尿病内科・循環器内科】65歳になったら考えたい「肺炎球菌ワクチン」の定期接種。最新情報と注意点を徹底解説!

久留米生活習慣病相談室 監修:まつもと整形外科

糖尿病内科・循環器内科のクリニックです


こんにちは。久留米市にある「まつもと整形外科」では糖尿病内科・循環器内科の女性医師による専門外来を併設しています。

地域の皆様が「骨」も「体」も健康でいられるように整形外科と内科の両面から、皆さまの健康づくりをお手伝いします。
日頃から腰痛や膝の痛み、骨粗鬆症の治療で通院されている患者様も多いですが、実はこの時期、特にお問い合わせが増えるのが「予防接種」についてです。

特に、65歳という節目を迎えた際、久留米市から届くハガキ。
それは、「高齢者の肺炎球菌予防接種」に関する大切なお知らせです。

日本人の死因において、肺炎は常に上位に挙げられる深刻な疾患です。

令和8年(2026年)4月1日から、久留米市では使用するワクチンや自己負担金が新しくなっています
「以前の案内と何が違うの?」「まつもと整形外科でも打てるの?」という疑問にお答えするため、最新情報を詳しくまとめました。


 糖尿病や循環器疾患がある方は「より高いリスク」にあります

当院は糖尿病内科・循環器内科の専門外来を設置していますが、なぜ内科医が肺炎球菌ワクチンを強く推奨するのか。それは、持病がある方ほど肺炎が重症化しやすいからです。

 糖尿病と肺炎の関係

血糖値が高い状態が続くと、白血球などの免疫細胞の働きが低下し、細菌に対する抵抗力が弱まります。また、肺の組織自体もダメージを受けやすくなっているため、糖尿病患者さんは健康な方に比べて肺炎にかかるリスクが数倍高いと言われています。

循環器疾患(心臓病)と肺炎の関係

心不全などの循環器疾患をお持ちの方は、肺に水分が溜まりやすい(肺うっ血)状態になりやすく、細菌が繁殖しやすい環境にあります。肺炎を起こすことで心臓への負担がさらに増し、心不全の悪化を招くという悪循環に陥るケースが少なくありません。

当院では、女性医師によるきめ細やかな診療を行っております。持病のコントロールと並行して、適切なタイミングでのワクチン接種をご提案しています。

久留米市の定期接種対象者は?

久留米市に住民票がある方のうち、以下のいずれかに該当し、これまでに一度も肺炎球菌ワクチン(23価または20価)を接種したことがない方が対象です。

① 65歳の方(メインの対象)

65歳の1年間が定期接種のチャンスです。誕生月の月末に、市から「高齢者の肺炎球菌予防接種 接種券(ハガキ)」が届きます。 ※すでに過去に自費(任意)で接種したことがある方は、定期接種の対象外となります。

② 60歳〜64歳で特定の障害がある方

心臓、腎臓、呼吸器の機能、またはヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能に重い障害(身体障害者手帳1級相当)がある方が対象です。

【ポイント:定期接種は「一生に一度」】

 現在、公費助成が受けられる定期接種は「65歳の1年間」という期間限定です。この期間を過ぎると、全額自己負担(任意接種)となり費用が高くなってしまうため、ハガキが届いたら忘れないうちに検討しましょう。


令和8年4月からの大きな変更点

久留米市では、令和8年4月1日から以下の2点が変更されました。

  • ワクチンの種類が変わりました

 これまでのワクチンよりも、守れる菌の種類(血清型)が増えた「20価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV20)」が採用されました。成人がかかる重い肺炎球菌感染症の原因の約5〜6割をカバーできる、より予防効果の高いワクチンです。

  • 自己負担金が変わりました

新しいワクチンの導入に伴い、窓口での負担額も改定されています。


費用と免除制度について

  • 自己負担金:5,700円

通常、自費で接種すると1万数千円かかる高価なワクチンですが、定期接種の対象者であれば、上記の金額で接種可能です。

自己負担金が免除(無料)になる方

以下の世帯の方は、事前の手続きにより無料で接種できます。

  1. 市県民税非課税世帯の方(世帯全員が非課税である必要があります)

  2. 生活保護受給世帯の方

  3. 中国残留邦人等支援給付受給者の方

※必ず接種を受ける前に、久留米市保健所などで「自己負担金免除」の申請手続きを行ってください。医療機関の窓口で後から返金することはできません。


まつもと整形外科での接種がおすすめな理由

「整形外科でワクチン?」と思われるかもしれませんが、当院で接種を受けることには大きなメリットがあります。

① 専門医が在籍する糖尿病内科・循環器内科併設だから安心

当院には糖尿病専門医、循環器専門医が在籍しています。生活習慣病(高血圧や糖尿病など)をお持ちの方は、肺炎のリスクが健康な方より高いと言われています。普段の血圧管理や健康相談と合わせて、スムーズに予防接種を受けていただくことが可能です。

 

② リハビリ通院のついでに

「毎週リハビリに通っているから、その時に打ちたい」というご希望にも柔軟に対応しています。わざわざ別の病院を予約して出向く手間が省けるため、多くの患者様に喜ばれています。

 

③ 広い駐車場とバリアフリー設計

安武町にある当院は、広い駐車場を完備しています。お車での来院もスムーズで、院内は車椅子や歩行器をご利用の方でも安心な完全バリアフリー設計です。

 

 広い駐車場とバリアフリー設計


当院での接種の流れ

「ハガキは届いたけれど、どうすればいい?」という方は、以下の手順で進めてください。

  1. まずはお電話で予約(0942-27-0755) 
    ワクチンの在庫を確認し、予約をお取りします。「ブログを見た」と言っていただけるとスムーズです。

  2. 当日、受付にお越しください 
    以下の持ち物をご準備ください。

    • 市から届いたハガキ(接種券) ※必須です

    • 本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証、健康保険証など)

    • お薬手帳(現在治療中の病気がある方は必ずお持ちください)

  3. 医師による予診と接種 
    体温測定と予診票の記入後、医師が診察を行い、安全を確認した上で接種します。

  4. 接種後の注意点 
    接種当日は過激な運動を避け、接種部位を清潔に保ってください。入浴は差し支えありませんが、注射した部位を強くこすらないようにしましょう。


気になる副反応と安全性

どんなワクチンにも副反応の可能性はありますが、肺炎球菌ワクチンの副反応は比較的軽微なものが多いです。

  • 主な副反応: 接種した場所の痛み、赤み、腫れ、筋肉痛、だるさ、発熱など。

  • 経過: 通常、2〜3日以内に自然に治まります。

もし、高い熱が出たり、腕の腫れがひどくなったりした場合は、すぐに当院へご連絡ください。適切に対応させていただきます。


よくある質問(FAQ)

Q. インフルエンザワクチンなどのその他の予防接種と一緒に打てますか? 

A. はい、医師が認めれば同時接種も可能です。

Q. 骨粗鬆症の注射を受けていますが、肺炎球菌のワクチンも打てますか? 

A. 基本的には可能です。当院で骨粗鬆症治療中の方は、主治医が情報を把握していますので、最適なタイミングをご提案します。

Q. 久留米市以外(鳥栖市、みやき町、筑後市など)に住んでいますが、対象ですか?

 A. はい、当院で定期接種として受けることが可能です。手続きがありますので窓口でご相談ください。


まとめ:10年先の元気な毎日のために

65歳は、人生100年時代における「折り返し地点」を過ぎたばかりの、とても大切な時期です。肺炎は一度かかると体力を大きく消耗し、その後の歩行能力や活動量、ひいては健康寿命に影響を与えることがあります。

当院の理念は「患者様が笑顔で、住み慣れた地域で元気に暮らし続けられること」です。骨や関節の健康はもちろん、肺炎のような感染症からも皆様をお守りしたいと考えています。

「自分はまだ元気だから大丈夫」と思わず、市からのハガキが届いたら、ぜひこの機会に予防について考えてみませんか?

不明な点がある場合は、診察の際や、お電話にてお気軽にお尋ねください。

ご予約方法について

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(平日:9~13時、14時30分~18時 / 土曜:9時~13時) 駐車場:69台完備

 
 

参考文献


監修

医師                
Chisa Matsumoto

経歴
  • 九州大学第二内科 入局
  • 福岡赤十字病院 糖尿病代謝内分泌内科
  • 聖マリア病院 糖尿病内分泌内科
  • 九州大学病院 内分泌代謝糖尿病内科
  • 堤病院 副院長
資格・所属学会
  • 日本糖尿病学会 糖尿病専門医
  • 日本内科学会認定内科医
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