糖尿病内科・循環器内科のクリニックです

このたびスタッフ４名が「CPAP療法士（日本睡眠総合検診協会認定）」の資格を新たに取得しました。

CPAP（シーパップ）とは、睡眠時無呼吸症候群（SAS：Sleep Apnea Syndrome）の治療に用いられる「持続陽圧呼吸療法」です。専用の装置を使って、睡眠中に気道がふさがらないように空気を送り込み、呼吸の停止を防ぐことで、いびきや日中の眠気を改善します。

睡眠時無呼吸症候群は、単なる「いびき」ではなく、高血圧や糖尿病、心不全、不整脈などの生活習慣病と深く関係していることが分かっています。
当院には糖尿病専門医と循環器専門医が在籍していますので、睡眠時無呼吸症候群と生活習慣病（高血圧、糖尿病、脂質異常症、メタボリック症候群）をワンストップで一緒に専門性の高い治療することが可能です。

今回、CPAP療法士（日本睡眠総合検診協会認定）を資格を取得したスタッフは、CPAP機器の管理やデータ解析、患者さまへの装着指導、使用状況の確認などを専門的に行います。
「毎晩の装着がうまくいかない」「鼻が乾く」「空気の漏れが気になる」といったお悩みにも丁寧に対応し、一人ひとりが快適に治療を継続できるようサポートしています。

CPAP療法は、継続することで初めて効果が現れる治療法です。だからこそ、専門的な知識をもったスタッフによるフォローが欠かせません。

また当院では、入院をせずに自宅で行える「在宅PSG検査（精密睡眠検査）」にも対応しています。
「最近よく眠れない」「日中の眠気が強い」「家族にいびきを指摘された」などの症状がある方は、まずはお気軽にご相談ください。
検査結果をもとに、睡眠時無呼吸症候群の有無を確認し、必要に応じてCPAP療法などの治療を提案いたします。

今後もまつもと整形外科・内科では、地域の皆さまの“睡眠の質”と“心臓の健康”を守るため、スタッフ全員で知識と技術の向上に努めてまいります。

まつもと整形外科・内科　CPAP療法士

そして、患者さまにより快適な治療を提案できるように、日々努力を続けてまいります。
眠りや呼吸、機器の使い方など、どんな小さなことでもお気軽にご相談ください。
皆さまの安心と笑顔のために、これからも一歩ずつ成長を続けていきます。

詳しくは症状ページへ

当院は循環器専門医・糖尿病専門医だけではなく、心不全療養指導士・保健師・心臓リハビリテーション指導士,CPAP療法士が在籍しております。「治療に不安がある」「家族のいびきがひどく、生活習慣病もあり心配』など、どうぞお気軽にご相談ください。

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📕参考文献

日本睡眠総合検診協会

睡眠時無呼吸症候群の診療ガイドライン

🎤Q&Aコーナー

Q：CPAP療法とはどんな治療ですか？
A：睡眠中に鼻に装着したマスクから一定の空気を送り込み、気道の閉塞を防ぐ治療です。睡眠の質を改善し、いびきや日中の眠気、高血圧や糖尿病、心疾患のリスク軽減にもつながります。

Q：どんな人が対象になりますか？
A：無呼吸やいびき、強い眠気などの症状がある方です。まずは簡易検査や在宅PSG検査で、睡眠時無呼吸症候群の有無を確認します。

Q：続けるコツはありますか？
A：最初は違和感を感じる方も多いですが、マスクのフィット感や装着時間をスタッフが一緒に調整します。困ったときにすぐ相談できる体制が、継続のカギです。