帯状疱疹ワクチンの定期予防接種|久留米市で糖尿病・生活習慣病治療|久留米生活習慣病相談室

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帯状疱疹ワクチンの定期予防接種

久留米生活習慣病相談室 監修:まつもと整形外科
糖尿病内科・循環器内科のクリニックです

帯状疱疹ワクチンの定期予防接種について

 

久留米市では令和7年度より、高齢者の帯状疱疹ワクチンの接種が予防接種法に基づく定期接種の対象となりました!

当院でも、この帯状疱疹ワクチンの接種を実施いたします。

 

帯状疱疹とは

 

帯状疱疹は、過去に水ぼうそうにかかったことがある方の体内に潜伏していた水痘帯状疱疹ウイルスが再活性化することで発症する病気です。典型的には、体の左右どちらかに沿って帯状に水ぶくれが現れ、強い痛みを伴うことがあります。特に70歳代の方に多く発症し、重症化すると「帯状疱疹後神経痛」と呼ばれる神経痛が後遺症として残り、長期間にわたる痛みが残ることがあります。

 

帯状疱疹のリスク

 

帯状疱疹のリスクは加齢とともに増加し、特に50歳以上の方は発症の可能性が高まります。ストレスや疲労、病気などで免疫力が低下すると、ウイルスが活性化しやすくなります。

 

主なリスク要因には以下が挙げられます。

 

  • 加齢:加齢により免疫機能が低下し、発症しやすくなります。

  • 免疫力の低下:糖尿病やがん、免疫抑制剤の使用などにより、免疫が低下すると発症リスクが高まります。

  • ストレス:過度のストレスや疲労は免疫力を低下させ、ウイルスの再活性化を引き起こす要因となります。

  • 生活習慣:睡眠不足や栄養バランスの偏りも、免疫機能の低下を招く可能性があります。

 

帯状疱疹は、顔面や眼周囲に発症すると、視力障害や聴覚障害を引き起こすことがあり、重症化すると生活の質に大きく影響を及ぼします。そのため、ワクチン接種による予防が非常に重要です。

特に50歳以上の方は発症の可能性が高まります。
加齢により免疫機能が低下し、発症しやすくなります

 

接種対象者(令和7年度)

 

以下のいずれかに該当し、接種を希望される方が対象となります。

 

1.令和7年度に65歳になる方

2.令和7年度に70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳以上になる方

3.60~64歳の方で、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能の重度障害を有する方


なお、過去に帯状疱疹ワクチンの任意接種を受けている方は原則対象外ですが、医師と相談の上、接種が必要と認められた場合は対象となります。

 

接種期間

令和7年4月1日(火)~令和8年3月31日(火)

 

接種費用(自己負担金)

以下のいずれかのワクチンを選択できます。

 

・生ワクチン:3,000円(1回接種)

・組換えワクチン:10,000円 × 2回(計20,000円)

 

なお、市県民税非課税世帯、生活保護受給世帯、中国残留邦人等支援法に基づく支援給付受給世帯の方は、自己負担金の免除が受けられます。免除を希望される方は事前に手続きが必要です。

 

接種場所

まつもと整形外科を含む市内の受託医療機関にて接種が可能です。

 

使用ワクチンについて

 

ワクチンには以下の2種類があり、いずれか1つを選択します。

 

・生ワクチン:皮下に1回接種

・組換えワクチン:2か月以上の間隔をあけて2回筋肉内に接種(医師の判断により1か月間隔に短縮可能)

 

接種に必要な持ち物

1.本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証など)

2.令和7年4月末に送付される接種券(ハガキ)

3.60~64歳の対象者は、身体障害者手帳(1級)の写し、医師の意見書、診断書のいずれか

4.自己負担金免除の対象者は証明書類

 

接種を受ける際の注意点

 ・予診票は医療機関で記入してください。

予防接種後24時間は副反応に注意しましょう。

接種後は接種部位を清潔に保ち、当日の過激な運動は控えてください。

当日の入浴は可能です。

予防接種は予約制になります。ぜひスタッフに、お問い合わせください!
 

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