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睡眠時無呼吸症候群克服!効果的な運動!

久留米生活習慣病相談室 監修:まつもと整形外科

糖尿病内科・循環器内科のクリニックです

今回は『睡眠時無呼吸症候群』シリーズ第4弾!!!

睡眠時無呼吸症候群の症状や原因・リスクについてご紹介したいと思います!!

睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に呼吸が止まってしまう病気で、夜間のいびきや日中の強い眠気・疲労感に悩まされます。睡眠時無呼吸症候群の原因や症状を理解し、効果的な運動や食事法で改善を目指す方法を提案します。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の理解を深めることで、生活習慣病との関係や肥満との関連性が明らかになります。また、次のような症状がある場合は、睡眠時無呼吸症候群が疑われます

・昼間の眠気や拾う有漢

・睡眠中のいびき

・睡眠中に息が止まっていると言われる

・起床時の頭痛

対策と予防のために、以下のポイントに取り組むことが推奨されます。

・定期的な運動で筋力アップと体重管理

・食事の見直しと適切な摂取量

・禁煙とアルコール摂取量の制限

・睡眠環境の整備と良好な寝姿勢

これらの方法が、睡眠時無呼吸症候群の改善のために効果的であることが、多くの研究からも報告されています。睡眠時無呼吸症候群の克服を目指しましょう。

睡眠時無呼吸症候群の原因と症状

睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、睡眠中に呼吸が一時的に止まる症状を指します。原因は、上気道が狭くなり、空気の通りが悪くなることが挙げられます。具体的には、肥満、アルコール摂取、喫煙、睡眠姿勢、下あごが小さいなどが影響しています。

症状として、いびき、日中の眠気、頻繁な目覚め、起床時の頭痛、口の乾燥、集中力低下、性格の変化などがあります。これらの症状が現れる場合はSASの可能性があります。

診断には、専門医による問診や検査が行われます。検査では、睡眠時の呼吸や心電図、酸素飽和度、筋電図などを調べることで、呼吸が止まる回数やその程度、合併症の有無などが判断されます。

治療方法としては、CPAP療法、口腔内装置、減量、生活習慣の改善、手術などがあります。これらの治療を適切に行うことで、無呼吸が改善し、健康状態が向上します。

睡眠時無呼吸症候群でいびきが気になる

睡眠の質が悪いと日中の活動に影響が・・・

睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは?

睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、睡眠中に呼吸が数回から何度も止まる病気です。これは、肺への酸素供給が一時的に途絶えることで、脳が刺激を受けて目覚め、呼吸が再開します。しかし、目覚めることで、睡眠が十分に取れず、睡眠の質が低下します。

SASには2つのタイプがあります。中枢性無呼吸(CSA)閉塞性無呼吸(OSA)です。中枢性無呼吸は、脳が呼吸筋に十分な信号を送れないために発生し、閉塞性無呼吸は、上気道の筋肉や脂肪が緩んで閉塞することが原因です。

一般的には、中枢性(CSA)よりも閉塞性(OSA)の方が多く、患者様の9割程度がOSAに該当します。

SASは、症状が重度になると、高血圧、糖尿病、高脂血症など生活習慣病の原因となります。生活習慣病は動脈硬化を増悪させ、心臓病(狭心症、心臓病、心不全)、脳卒中(脳梗塞、脳出血)などのリスクが高まります。また、日中の眠気や集中力低下により、仕事や運転に支障を来たすこともあります。

睡眠時無呼吸症候群と生活習慣病の関係

睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、生活習慣病と深い関係があります。例えば、肥満がSASのリスクを高めることが知られています。肥満は、上気道周りの脂肪によって、空気の通り道を狭め、無呼吸を起こしやすくなります。

また、SASは、高血圧や糖尿病のリスクを高めることもあります。無呼吸による酸素供給不足は、交感神経が活性化されるためにストレスホルモンが過剰に分泌され、血管や心臓に負担をかけ、血圧が上昇します。さらに、SASによる睡眠障害は、インスリンの働きが悪くなるため、糖尿病の発症につながることが報告されています。

生活習慣の改善がSASの治療にも効果があります。適切な運動、健康的な食事、アルコールやタバコの制限、睡眠環境の整備など、日常生活において意識的に取り組むことが必要です。また、定期的な健診や医療機関での相談を行い、SASや生活習慣病の予防・治療に努めましょう。

肥満が睡眠時無呼吸症候群の重要な原因

肥満が睡眠時無呼吸症候群の重要な原因であることは、多くの研究で報告されています。肥満者の体内には脂肪が多く蓄積され、特に顔や首周りの脂肪が気道を圧迫することが、睡眠時無呼吸症候群の症状を引き起こします。さらに、舌や軟口蓋の筋肉が緩むことで、睡眠時に気道が閉塞しやすくなります。

この結果、睡眠時無呼吸症候群患者は酸素供給が不足し、短期的には日中の眠気や、長期的には高血圧や糖尿病といった合併症を引き起こすリスクが高まります。また、睡眠時無呼吸症候群は肥満を原因としない場合もありますが、統計的には肥満者の方が睡眠時無呼吸症候群を発症しやすいです。

肥満を改善すれば、睡眠時無呼吸症候群の症状が軽減される可能性が高いです。運動習慣の改善や食事制限を行うことで、体重減少が期待できるだけでなく、睡眠時無呼吸症候群の予防や治療にも有効です。

睡眠時無呼吸症候群対策と予防

睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に呼吸が一時的に止まる症状で、肥満や悪い生活習慣が原因となることもあります。予防策として、まず適切な体重管理と筋力アップが重要であり、定期的な運動が有効です。また食事の見直しや適切な摂取量を心がけることも大切です。

定期的な運動で筋力アップと体重管理

運動は睡眠時無呼吸症候群の予防に役立ちます。筋力アップを目指すことで、気道を確保する筋肉が鍛えられ、呼吸が楽になります。また、肥満が睡眠時無呼吸症候群の原因であることから、定期的な運動を行い、体重管理をすることが大切です。

ウォーキングや自転車、水泳等の有酸素運動は、脂肪の燃焼を促し、睡眠時無呼吸症候群の予防に効果的です。さらに、筋トレやヨガ、ピラティスなどで筋力を向上させることで、呼吸筋の力が増し、症状の改善が期待できます。

1. ウォーキング

低負荷で始めやすい運動の一つがウォーキングです。ウォーキングは心肺機能を強化し、安全にカロリー消費を促します。初めは平坦な道で1日20分からスタートし、徐々に40分間に増やしていきましょう。歩く速度も徐々に上げていくことで、より多くのカロリーを燃焼できます。

2. 水泳

関節への負担が少なく、全身を使う運動である水泳は、肥満の方に特におすすめです。週に2〜3回、各回30分程度を目安に泳ぎましょう。浮力が体重を支えるため、膝関節や股関節など体への負担が少なく、効率的に運動できます。

3. サイクリング

サイクリングもまた、関節に優しいカーディオ運動です。自転車を使って、軽い坂道を含むコースを選ぶことで、脚の筋力を増やしつつ心肺機能の向上を図ることができます。週に2〜3回、各回30分のサイクリングを目指しましょう。

4. ストレングストレーニング

筋肉量を増やすことは基礎代謝を上げ、脂肪燃焼を助けます。シンプルな体重トレーニングから始め、スクワットや腕立て伏せ、腹筋など基本的なエクササイズを組み合わせます。週に2〜3回、各セッション15〜20分を目安に実施してください。

5. ストレッチング

運動の始めと終わりにはストレッチを行うことで、筋肉の柔軟性を保ち、怪我のリスクを減少させることができます。ストレッチは体をリラックスさせ、睡眠の質を向上させる効果もあります。

減量のためにウォーキング

有効な運動の一つのウォーキング

まとめ

これらの運動プログラムを始める際は、必ず医師の診断を受け、自分の体調や健康状態に合った計画を立ててください。無理なく続けることが、健康への最短距離です。

この情報を元に、まずは自分の生活習慣を見直し、睡眠時無呼吸症候群対策に取り組んでみましょう。さらに詳しい情報や治療法については、専門の医療機関に相談することをお勧めします。

【参考文献】

・日本医師会,睡眠時無呼吸症候群 https://www.med.or.jp/forest/check/mukokyu/02.html

・日本呼吸器学会,睡眠時無呼吸症候群 https://www.jrs.or.jp/citizen/disease/i/i-05.html

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