CPAP治療でお悩みではありませんか?快適に続けるためのコツ

糖尿病内科・循環器内科のクリニックです
~無理なく続けるコツと、CPAP療法士によるサポート~
睡眠時無呼吸症候群(SAS)と診断され、CPAP(シーパップ)治療が始まったものの、「うまく続かない」「機械に慣れない」といった声をよく耳にします。
せっかく治療を始めても、継続できなければその効果は十分に得られません。
今回は、CPAP治療を続けるための工夫や、当院で今後予定している「CPAP療法士」によるサポート体制についてご紹介いたします。
CPAP治療とは?改めておさらい
CPAP(持続陽圧呼吸療法)は、睡眠中にマスクを装着し、気道に空気を送り込むことで、無呼吸を防ぐ治療法です。
空気の圧力で上気道を広げることで、呼吸停止やいびきの発生を抑え、安定した睡眠を確保します。
CPAP治療の効果
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無呼吸や低呼吸の改善
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睡眠の質の向上
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日中の眠気や倦怠感の軽減
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高血圧・心疾患・糖尿病などの合併症リスクの低下
このように、CPAPはSASにおける“第一選択”の治療法とされており、正しく使うことで多くの健康リスクを軽減できます。
CPAP治療が続かない理由とは?
CPAP治療がうまく継続できない方には、次のような課題があります。
よくあるお悩み
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マスクが合わない・ずれてしまう
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風の圧が強くて眠れない
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鼻や口の乾燥・違和感
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機器の音が気になる
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寝つきが悪くなった
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旅行や出張時に持ち運びが不便
こうした「慣れるまでのストレス」や「相談できる場所がない」といったことが、治療離脱につながるケースもあります。
続けるためのポイントと工夫
CPAP治療は、ちょっとした工夫でぐっと快適になります。
当院では、以下のようなアドバイスや対策を行っています。
継続のコツ
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マスクの種類を見直す
鼻マスク・鼻口マスク・鼻ピローマスクなど、形状により装着感が大きく異なります。自分に合ったものを選ぶことが重要です。 -
加湿機能の活用
口や鼻の乾燥には、加湿機能付きの機器が効果的です。乾燥による不快感を軽減できます。 -
圧力設定の調整
強すぎる圧が眠りを妨げる場合には、医師の判断のもとで圧力を調整します。 -
睡眠環境の整備
寝具、枕、部屋の温度・湿度などを見直すことで、CPAPの使用感が改善されることもあります。 -
旅行や外泊時の対応
専用ケースや携帯用CPAPなどのご紹介も可能です。相談いただければ柔軟に対応いたします。
寝具、枕、部屋の温度・湿度などを見直す
CPAP療法士がいるクリニックだからできること
今年度、当院スタッフが「CPAP療法士」の資格取得にチャレンジします。
CPAP療法士とは、睡眠時無呼吸症候群の治療において、患者さまのCPAP機器の使用支援・継続支援に特化した専門知識を持つ資格です。
CPAP療法士によるサポートで期待できること
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マスク選びや装着のアドバイス
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機器の正しい使い方の説明
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装着トラブルや不快感の相談対応
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機器データの解析をもとにしたフィードバック
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日常生活のアドバイス(生活習慣、寝具の工夫など)
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治療の“伴走者”として寄り添うサポート
「一人では不安」「ちょっとしたことを相談したい」という声にも、丁寧にお応えできる体制づくりを進めています。
当院でのCPAP治療の流れ
当院では、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の簡易検査から治療・フォローアップまでを一貫して行っています。
治療のステップ
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問診・簡易検査(ご自宅で実施可能)
症状に応じて睡眠状態を記録する検査機器を貸し出します。 -
検査結果の説明・治療方針の決定
必要に応じて終夜ポリグラフ検査をご案内します。 -
CPAP導入・使い方説明
医師の指示のもと、専用業者と連携してご自宅で治療を開始。 -
定期的なフォローアップ
治療効果の確認や機器の使用状況のチェックを行います。 -
専門スタッフによる継続支援(今後強化予定)
CPAP療法士が加わることで、より個別対応が可能になります。
「ちょっと相談してみたい」という気持ちでも構いません。気軽に受診していただける環境を整えています。
まとめ:あなたに寄り添うCPAP治療を目指して
CPAP治療は、正しく使い続けることで、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の症状改善と生活の質の向上が期待できます。
一方で、続けるには工夫やサポートが欠かせません。
当院では、今年からCPAP療法士による専門サポート体制を整え、患者さま一人ひとりに寄り添った継続支援を目指しています。
当院は循環器専門医・糖尿病専門医だけではなく、心不全療養指導士・保健師・心臓リハビリテーション指導士が在籍しております。「治療に不安がある」「うまく使えているか心配」そんな方は、どうぞお気軽にご相談ください。
睡眠時無呼吸症候群について詳しくはこちら
次回は睡眠時無呼吸症候群(SAS)を放置するとどうなる?健康リスクなど詳しくお伝え予定です!お楽しみに!
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📕参考文献
睡眠時無呼吸症候群の診療ガイドライン↓
https://www.jrs.or.jp/publication/jrs_guidelines/20200730145402.html